ヘアカラーが色落ちする理由と色持ちを良くする3つの方法
2017.07.11
せっかくヘアカラーをしたのに
2週間で色落ちして、髪が明るく色落ちしてしまった!!
なんて経験、あなたにもありませんか?
それには
【理由】があります。
今日は、なぜ色落ちしてしまうのか?
そして、色持ちを良くする3つの方法!!
こちらを三軒茶屋ロスロボスのよっちがお伝えしていきますね^^
ヘアカラーの色落ちはなぜ起こるのか?
まず大前提に、美容室側が
カラー剤を薄めていないことです。
「え? そんなことあるの!?」
なんて一般の方は思うかもしれませんが
現実にお手頃なサロンでこんな行為が
行われていることをぼくは知ってしまっています。
最近だとイルミナカラーをうたって
クーポンを作ってお客様を呼んだのに
「イルミナを使わない....」
というのが流行りのようです。
お客様はお気をつけくださいね。
内部告発でそのうち明るみに出るかもしれませんが(^^)/
まぁ、これは一部のサロンの話であって
低価格ではないサロンにおいては
行われることはないのでご安心ください。
色落ちしやすい髪の状態とは?
前置きはそろそろ終わりにして
【ヘアカラーの色落ちはなぜ起こるのか?】という中身に入っていきたいと思います^^
まずご本人!!
要はあなた自身の髪質によるところからお話ししていきます。
端的に言えば....
・ダメージの強い髪
・猫っ毛
・細くてやわらかい毛
・エイジング毛
・パサついているクセ毛こんな方は、色落ちが早いんです。
その原因はキューティクルのもろさにあります。
ヘアカラーは
キューティクルを一度こじあけて
カラー剤を髪の中に浸透させていきます。
あけたキューティクルは
カラー後に閉じるんですが
閉じてもモロい!!だから、次の日シャンプーすると
キューティクルからどんどん
もれ出てしまうわけ!!
だから逆を言えば.....
キューティクルが頑丈だと色持ちは良いわけです(^^)/
キューティクルもろい→木の扉キューティクル頑丈 →鉄の扉閉じ込めておいた悪ガキたちが
「どちらの扉からだと逃げ出せるのか」
っていうのは言うまでもないですよね?
色落ちが早いのは何色?
実はヘアカラーの色によって
色落ちが早い、色落ちが遅いの分岐点があります。
アッシュ系→色落ち早い
ピンク系 →色落ち遅い寒色系と暖色系という呼称でも区別されます。
アッシュのような
青っぽい寒そうな色は寒色系。
寒色系カラーは【分子】が大きいので
髪の深部までカラー剤が浸透しづらく
髪の毛の表面でだけで発色しがちなので
色落ちが早いのです。
逆に
ピンクなどの
あたたかそうな色は暖色系。
暖色系カラーは【分子】が小さいので
髪の深部までカラー剤がとどき
奥からしっかり発色することができます。
だから色落ちはしづらいと言えます。
この分子の大きさっていうのが、わかりづらくさせると思うのですが、ここで先ほどのキューティクルのお話しを思い出してください。
木の扉や鉄の扉があります。
そのトビラを何個も何個もくぐり抜けるほど
髪の深部に近づいていけるわけですが
寒色系の分子の大きさはサリー!
暖色系の分子の大きさはマイク!
サリーは大きいから扉を通れないわけですが
マイクは小さいからガンガン扉を通っていけます!!
なのでアッシュなどの寒色系を
髪に定着させるには2回〜3回と
連続で染め続けることで色持ちは良くなります。
回数を重ねれば、いくら分子が大きくても
徐々に深部に入っていき定着しますからね^^
色持ちを良くする方法 #シャンプ−
こういってしまうと
優しいシャンプーを使えって言うんでしょ?
と思われがちですが、はんぶん正解。
もうはんぶんには
違う理由があります!!
まず、ヘアカラーのもちを良くするために
気をつけて見てもらいたいのが
パッケージの成分表です (^^)/
ラウレス
硫酸 など「〇〇硫酸」と ご自宅でお使いのシャンプーに書かれていれば、洗浄力の強いシャンプー確定です。
この場合、色落ちは圧倒的に早くなります。
その理由は...
ヘアカラー後、14日間はふだん
【弱酸性の髪の毛】が【アルカリ性の髪の毛】に
カラーの影響で変化しています。
言い方を変えると、
14日間かけて
アルカリ性から弱酸性に戻ってくるんです。
髪の毛がアルカリ性になってる時と
髪の毛が弱酸性に戻った時では
まるで違う髪の毛の状態です。
髪は違う状態なのに
シャンプーは同じものを使う??
こんな矛盾に気づきます。
だから洗浄成分を
アルカリ性の時と弱酸性の時で変えないと
一生、色持ちは良くなりません!!でもシャンプーを2つも買っておくなんて
めんどくさいですよね?
ここでキーポイントになる
洗浄成分があります。それを.....
【両性界面活性剤】といいます。
これは、、、
アルカリ性の時は、しっかり洗浄し
髪に残ったものを排除する働きをしてくれ
弱酸性の時は、やさしく洗い上げ
髪にも頭皮にも刺激の少ない洗い上がりになります。こうする事で、髪の毛が弱酸性に戻っているにもかかわらず強い洗浄をして、カラーを流出させる、という事を防ぎます。
コカミドプロピルベタインと書かれていれば、そのシャンプーに使われているのは両性界面活性剤です。
でも注意しなければならないのが、コカミドプロピルベタイン配合のシャンプーでもその他に〇〇硫酸やアルキル〇〇やスルホン酸〇〇などが入っていれば、あまり意味がありません。洗浄力がカサ増しされているからです。しっかり確認してくださいね^^
そして、カラーの色持ちを考えるなら
さらに見て欲しい成分があります!!それが....
【ヘマチン】という成分です。
ヘマチンは、僕のツイッターでもつぶやいてるのですが
こういう事。
活性酸素を除去ってところが目を離せなくて、この後の章でも触れますが、活性酸素を除去できれば色持ちは良くなるんです^^
ヘマチンはカラーを長持ちさせる
最強の成分なのです。
ヘマチンが配合されていたら、それは最強のカラーシャンプー!!
もちろん小顔ヘア研究所を運営している、桜新町バンケットと三軒茶屋ロスロボスでも【両性界面活性剤】で【ヘマチン】配合のシャンプーを販売していますので、ぜひご自宅で使って欲しいと思っています。
色持ちを良くする方法 #トリートメント
シャンプーのところで触れましたが
【活性酸素を除去する】というのが
色持ちを良くする上でとっても大切!!
ここを少し詳しく解説していきます。
まずヘアカラーの中には
【アルカリ剤】と【過酸化水素】というものが入っています。
【アルカリ剤】には
キューティクルをひらく役割があり
【過酸化水素】には
髪のメラニンを壊し脱色する役割があります。
ヘアカラー剤に含まれるこの二つはなんと
ヘアカラー後も髪に残っしてしまいます。
これを
・残留アルカリ
・残留過酸化水素
と呼び、ダメージと色落ちの原因になります。
単純に残留アルカリは
キューティクルを剥がし続けます。
という事は、髪の中のたんぱく質を流出させつづけるので、パサつき艶がなくなり、指通りが悪くダメージします。
残留過酸化水素は
活性酸素を発生させメラニンを分解し続けます。
という事は、髪をブリーチし続けている事になるので、せっかく染めたカラーを分解し、色落ちさせます。ヘアカラー後に褪色し髪色が明るくなるのはこれが原因です。
なので最重要になるのはこの
残留アルカリと残留過酸化水素を
いち早く【除去】する事にあります。
ではどうやるのかというと
【エルゴチオネイン】という成分を含んだ
トリートメントをすることで除去できます。
このエルゴチオネインは
美容商品の成分の中でもとびきり高価。
その分、効果もすごいです^^
抗酸化力がビタミンEの約7000倍!!
活性酸素の生成を抑え
色落ち、酸化ダメージを圧倒的に抑えます。
これも
もちろん小顔ヘア研究所を運営している、桜新町バンケットと三軒茶屋ロスロボスでも
【エルゴチオネイン】配合のトリートメントを販売していますので、ぜひご自宅で使って欲しいと思っています。
色持ちを良くする方法 #金属イオンの除去
髪の毛のごわつきやざらつきの
とても大きな原因のひとつに
髪の毛への金属イオンの付着があります。
金属イオンは水道水のお水から
髪の毛に付着します。
日本のお水には
カルシウムやマグネシウムという
金属が溶け込んでいます。
これは都道府県によって
かなり数値が違い、次の通り。
北海道・・・32.818ml
青森県・・・42.684ml
岩手県・・・40.971ml
宮城県・・・28.660ml
秋田県・・・30.284ml
山形県・・・27.801ml
福島県・・・35.090ml
茨城県・・・66.469ml
栃木県・・・50.658ml
群馬県・・・57.343ml
埼玉県・・・75.015ml
千葉県・・・81.775ml
東京都・・・65.304ml
神奈川県・・61.850ml
新潟県・・・32.188ml
富山県・・・30.461ml
石川県・・・44.074ml
福井県・・・37.895ml
山梨県・・・53.991ml
長野県・・・47.729ml
岐阜県・・・37.782ml
静岡県・・・52.582ml
愛知県・・・26.476ml
三重県・・・45.649ml
滋賀県・・・45.872ml
京都府・・・42.462ml
大阪府・・・44.084ml
兵庫県・・・48.240ml
奈良県・・・48.847ml
和歌山県・・53.935ml
鳥取県・・・40.940ml
島根県・・・28.213ml
岡山県・・・47.414ml
広島県・・・28.819ml
山口県・・・40.104ml
徳島県・・・47.779ml
香川県・・・47.423ml
愛媛県・・・58.279ml
高知県・・・43.883ml
福岡県・・・60.815ml
佐賀県・・・45.307ml
長崎県・・・38.370ml
熊本県・・・70.449ml
大分県・・・52.337ml
宮崎県・・・39.336ml
鹿児島県・・48.670ml
沖縄県・・・84.006ml
沖縄県が1番多く、愛知県が1番少ない。
髪の毛はダメージすると
マイナスイオンに帯電します。
逆に金属イオンはプラスに帯電しています。
このプラスとマイナスは
磁石のS極とN極のように引かれ合い
結合してしまいます。
そうすると、金属イオンが髪の毛に付着し
ごわつき、ざらつきの原因になり
金属ですから、髪を酸化させます。
この意味するところは
ヘアカラーするときの
酸化重合スピードを速めることにあり
要はカラー剤が、髪の奥に浸透する前に
発色させてしまう
そんな髪の状態にしてしまっているんです。
早く発色すると
髪の表面付近しか染まらず
結果、色落ちの早いカラーになってしまうということ。
だから金属イオンを除去することが
色持ちを良くするためには
めちゃくちゃ大切になります。
金属イオンを除去する方法は、まずシャワーヘッドに金属イオンを除去するフィルターを取り付けること。(バンケットとロスロボスはつけているのでご安心ください^^)それとやっぱりエルゴチオネインを髪にもみこむことです。
まとめ
ヘアカラーが色落ちする理由と色持ちを良くする3つの方法をお話ししてきましたが、いかがだったでしょう?
すぐに改善できることも多かったのではないでしょうか?
髪の毛は放っておくと自然と酸化していき
どんどんダメージしていきます。
年々、ヘアカラーのもちが悪くなってきた....
そんな方は今日の改善策を参考になさってください。
あなたのヘアカラーの色持ちが良くなることを
小顔ヘア研究所は応援しています^^