美髪を作る上で大切な2つの成分とは??

2018.05.05

美髪を作る上で大切な2つの成分とは??

2018.05.05

こんにちは!
三軒茶屋美容室ロスロボスのカールマイスター兼ホームケアアドバイザーいたるです^ ^

さて、最近は素材美についての話をすることが増えてきました。
食べ物や睡眠、ホームケア、マッサージなどなどやれる事はたくさんありますが、「継続は力なり」ですので美髪になるために頑張ってほしいなと思う限りです^_^

今日はホームケアについて、少し深堀りしたお話です。
サロンでがっちりトリートメントをして、家でもトリートメントを使って頑張ってるけど、結果が出ない事ってありませんか??もしかしたら今回はその原因がわかるかもしれませんので、最後までご覧になってみてくださいね^_^

【髪の毛の構造について】

髪の毛を作る成分は70〜80%程がタンパク質で、15%程度が水分、残りの5%程度が油分であることが理想的だと言われています。

傷んだ髪は水になじみやすく、混ざりやすい性質で、【親水性】といわれます。
逆に健康な髪は水に溶けにくい、混ざりにくい性質で、【疎水性】といわれています。

傷んだ髪に必要なのは「水分」といわれていますが、傷んだ髪は水分になじみやすいので実はもう一杯でいらないんです。
ただ「水になじみやすい」「水に溶けやすい」という事は、髪に定着せず、シャンプーなどをするたびに通り抜けているということになるんです

その水分を髪に定着させるために必要な成分。それは「油分」なんです。
たった5パーセント。なのに持続できません。
なぜでしょう?

ここで、ちょっとお肌の話をします。

【肌も同じ?水分と油分のバランス】

理想的な肌の水分量と油分量のバランスは、水分8:油分2といわれています。
どうして油分が必要かというと、油分には皮膚の水分を守る役目があるからです。皮膚の水分にフタをして守ってくれるんですね。



だから化粧水(水分)をつけだだけでは、乾燥につながってしまうので、必要な皮脂(油分)を逃さないために、美容液や乳液を使うわけですね。

髪も同じで油分は水分を定着させるためにはとても大事な成分なんですね。

【タンパク質と水分と油分の関係】

健康な髪は70.80パーセントがタンパク質でできているので、こちらも髪の中に絶対に残しておきたいものですね。

ただ、カラーやパーマをしたり、シャンプーを毎日したり、紫外線にあたったり、エアコンにさらされたり…タンパク質が流れ出てしまう要因は、ここあそこにあります。

このタンパク質も水分と同じように流れでないために必要なものが二つあります。

それは「水分」と「油分」なんです。

美容室にきてトリートメントをして「タンパク質を補給する」ことももちろん大切ですが、その前にタンパク質を外に流出させないために、【水分と油分を補給し、タンパク質を定着させる】

ことが家でケアをする上で大切で重要なことになるんですね。



大半の方はシャンプーした後に流して、トリートメントをした後に流し、アウトバストリートメントにオイルを使うと思います。とてもいいケアだと思います。しかし、せっかくいいシャンプー、いいトリートメントを使った後に流してしまえば水になじみやすい親水性のダメージした毛先の部分の栄養は流れてしまいます。
髪の外側にオイルがついてコーティングされているだけで、髪の内部には入ってません。

なので髪の内部に油分を補給するためのちょっとした方法をご紹介します☆

【髪の内部にオイルをいれる方法】

シャンプー、トリートメントをします。
↓↓↓
流さずそのままオイルを特に痛みが大きいところにつけます。
↓↓↓
髪の中にはまだ水分が残っているので、その水分とオイル(油分)を入れ替えてあげる作業が必要になります。
↓↓↓
短い髪は少し難しいのですが、直径5センチくらいの毛束を取り、絞って水分を抜きます。
↓↓↓
絞ることで中の水分と油分が入れ替わり、傷んだ髪に必要な油分が補給されることになります。

すると・・・



こんな感じになります〜☆(個人差はあります。)

ぜひ、一度試してみてくださいね〜♪

まとめ

肌にも髪にも水分だけでなく、とどめておくために油分が必要ということがお分かりいただけたと思います。ぜひ家でのケアをめんどくさがらずに、週に1回でいいのでやってみてほしいなとおもいます^_^

三軒茶屋美容室のカールマイスター兼ホームケアアドバイザーイタルがお届けしました^_^

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