美髪になるために知っておくべき◯◯と△△のこと。

2018.04.21

美髪になるために知っておくべき◯◯と△△のこと。

2018.04.21

みなさんこんにちは。
三軒茶屋美容室ロスロボスのカールマイスター兼、美髪創造隊隊長イタルです。

さて今回はみなさんが最も求めている
「美髪(びはつ)」についてです。



ロスロボス、バンケット共にお客様を美髪にするために縮毛矯正や髪質改善に力を入れていることはご存知かと思います。しかし、美髪になるためにみなさんが知っておく必要がある重要なことがあります。

それは、【素材美】です。

いくらやさしい薬剤や、高いクオリティの技術があっても髪自体に体力が残っていないと本当の美髪になるのはなかなか難しいんですね。

【美髪になるために知っておくべきこと】

「パーマとカラー」
髪のオシャレとも言えるパーマやカラーは女性のかわいさや美しさを強調する効果もあり、何度も繰り返されている方も多いと思います。しかし、そんなパーマやカラーにはデメリットも大きいです。

それは「髪へのダメージ」です。

【カラー、パーマの仕組み】
カラー剤・パーマ液と呼ばれるものは、髪の内部に浸透することで、髪の内部にある芯の部分とも言えるケラチン繊維を破壊して、再び結びつけます。

パーマは薬液を使って髪の内部にある「コルテックス」の結合を切断し、再び結合する事によって、ウェーブやストレートヘアを作ります。カラーリングについても同様で、内部に浸透させ、色がのるわけですね。

【カラーやパーマの髪の毛への影響は?】
カラーやパーマを繰り返すと、外部を保護していたキューティクルには徐々にダメージが蓄積され、最終的には完全にはがれて保護を失ってしまいます。

キューティクルの保護を失えば、髪は潤いをほとんどキープできなくなり美髪からは遠ざかってしまいます。これが、カラーリング・パーマにおけるパサパサ髪の正体です。

っさs

髪の毛1本を拡大して見ると、魚の鱗が重なったようになっています。この側部分がいわゆる「キューティクル」と呼ばれるもので、髪を保護し、柔軟性を与えてくれるのです。

さらに、このキューティクルは髪の水分を保って潤いをキープしてくれる機能を持っているのですが、実は一度壊れるとなかなか修復されないという特性を持っています。

多少開いたような状態であれば、まだ水分を保護してくれますが、完全にはがれてしまうと、その髪の毛は水分を全く保護してくれません。

このキューティクルが保湿においては重要な要素となってくるわけですね。

【髪への影響(パーマ編)と気をつけること】

パーマは薬液を使うだけでなく、ロッドで巻いたり専用のマシンを使ったりするので少なからず髪に負担がかかってしまいます。絶対にダメージのないパーマは残念ながら存在しません。
パーマ液には髪のキューティクルを剥がす作用があり、髪の内部にまでパーマ液のダメージや刺激を与えてしまいます。
髪に優しい成分を配合した液もありますが、それでも髪に負担がかかってしまう事に変わりはありません。

狙ったスタイルや、お客様の髪質、使う薬剤やパーマ剤の放置時間によって受けるダメージは異なりますが、髪や頭皮がデリケートな方や、髪に体力が残り少ない方には無理にパーマをかけないようにお声がけさせていただいてます。

また、パーマとカラーリングの同時施術は相当なダメージになってしまうので同時に行わないようにしましょう。
どちらか一方を行ったのなら、最低でもカラー後は10日から14日間。パーマなら7日から10日間は空けるようにしましょう。

【髪への影響(カラー編)と気をつけること】


カラーリングを長年続けている方は、特に毛髪自体の太さが以前に比べ細くなることがあります。

髪を染める場合、染料を頭皮にそのまま密着させます。
このことを考えれば、カラーリングを頻繁に繰り返すと頭皮にも髪にも良いとは言えず、将来薄毛になる可能性があるので、カラーリングを頻繁に繰り返すといったことは避けたほうがよいでしょう。

「どうしても白髪が出てきて気になる」

など、カラーリングを短期間に繰り返す場合は、自然由来のオーガニックカラーなどで染料をより低刺激にすることが大切です。必ずしもカラーリング自体が薄毛の原因になるとは言い切れませんが、もともとカラーやパーマなどで弱っていた毛髪に疲労やストレスなど何かほかの要素が加わったとき、髪が薄くなるなどの症状に見舞われることは実際によくあります。

また、カラーは髪を明るくすればするほど、比例して髪への負担やダメージは大きくなるのでしたいスタイルについてもよく考えて施術することが大切ですね。

【ホームカラーの危険性とホームケアの重要性】

カラーリングに使用される薬剤は少しずつダメージを蓄積していきます。
美容室で施術を受ける場合は、髪の状態に合わせて使用する薬液の工夫や、塗り方、塗布量などの技術でダメージを最小限に抑えられますが自分で市販の薬剤を使う場合は特に注意が必要です。

カラーリング薬剤は髪の毛のキューティクルを剥がれやすくし、紫外線など外部からの刺激に対する毛髪の抵抗力を弱めてしまいます。ホームカラーを高頻度で行えばこれらのダメージがどんどん蓄積して髪のトラブルが起きやすくなってしまうので、美髪をご所望の方は避けて頂きたいですね。

そしてもちろん、家で使用するシャンプーやトリートメント、ドライヤーなども美髪になるためには重要なアイテムです。
「においがいいから」
「安いから」
「デザインがかわいいから」
「CMで芸能人の髪がキレイだったから」
という理由で簡単に市販のシャンプーなどを簡単に買うのは危険です。

ダメージを進行させてしまったり、不純物を蓄積させてしまったり、カラーの「退色」やパーマの「カールだれ」につながってしまって、サロンで時間もお金もかけたのに、もったいない。本末転倒です。

担当スタイリストをはじめ、スタッフがあなたの髪の状態から必要なホームケアを選んでくれるので気軽に相談、お声がけ下さいね〜☆

まとめ

美髪になるためには、カラーやパーマをするにしてもダメージを最小限に抑えて体力を残しておくことが大切なことなんですね。サロンでできることはもちろんたくさんあります。しかし、美髪は僕たち美容師の力だけでなくお客様と一緒に創り上げていくものだと思います。

いつまでも美髪でいられて、笑顔でいられるためにお手伝いさせてくださいね☆

三軒茶屋美容室ロスロボスのカールマイスター兼、美髪創造隊隊長イタルがお届けしました。

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