[バンケット&ロスロボス] 2017年の最後に言いたいことを言う!

2017.12.31

[バンケット&ロスロボス] 2017年の最後に言いたいことを言う!

2017.12.31


今日は、2017年12月31日 大晦日!!

いつも私たちのサロンをご利用いただき、本当にありがとうございます。

桜新町バンケットと三軒茶屋ロスロボスの代表
永草義崇(ながくさ よしたか)です。

本年を無事に終えることができますのも、お客様のご愛顧の賜物です。
誠に有難うございました。

そして、この1年を通して僕が感じたことや
うちのスタッフたちに伝えておかなければいけないことを書き記しておこうと思います。



これからのバンケットとロスロボスの方針


まず僕らの今までの教育方針は
ジェネラリストの育成でした。

※ジェネラリスト(Generalist)は広い知識を持った人のこと。 広く色々な分野に精通していている人がジェネラリストと呼ばれています。

日本では、ジェネラルよりもゼネラルという呼称のほうが親しみが深いかもしれません。
ゼネラルマネージャーとはあらゆる幅広い知識でチームをマネジメントしていく人のことなんです。

ですが単純に

だれもが経験もなしにゼネラルになれるのか...?

という、もっと前から感じてても良い違和感にここ最近気づいたのです。


僕は三国志やキングダムという漫画が大好きなのですが
そこでいうジェネラルとは=将軍のことです。

じゃあ、この将軍たちはどうやって将軍(ジェネラル)になったのかというと長い道のりがあります。どういう道のりかというと

まずは、「伍」(ご)という5人一組の隊を作ります。
そこで結果をだすと伍の隊長「伍長」へと出世します。またその「伍長」としてかつやくするとつぎは100人の隊の隊長「百人将」に格上げされるという仕組み。
これをどんどん繰り返していくと、、、

伍長→百人将→千人将→五千人将→将軍

最終的に「将軍」=ジェネラルになれるんですね。

何度もなんども隊長を経験することによってゼネラルの称号を得られるわけですよ、そう考えると

美容師がアシスタントから始まっていきなりゼネラルを目指すと育成期間は途方もないほど長いので途中離脱者が多く
その上、実戦経験が不足していますから微妙な感じの将軍(スタイリスト)に仕上がることも多いです。

これではお客様にとってのメリットをなかなか見出せないばかりでなく、お客様に価値を還元するまでの期間があまりにも長いと気付きました。



スペシャリストの育成


ジェネラリストの対義語
それは特定の分野に秀でたスペシャリスト(Specialist)です。

まずは特定の分野を勉強させ、スタイリストデビューさせます。特化した分野以外の仕事はさせません。

いうなれば、伍長デビューです。

ここで先にはっきりさせておきたいのですがスペシャリストを育て、スペシャリストの価値も十分ぼく個人も理解していますが、当店では、最終はジェネラルを目指してもらいます。

伍長→百人将→千人将→五千人将→将軍

スペシャルの幅をどんどん広げていき
最終的にはジェネラルに育成していきます。


美容師の仕事は髪との対話と言われています。


データや理論を超える、「手の感覚」
これを身につけるのに必要なことがあります。それは....

髪に触れ、髪を考え、お客様を想うこと

これには「早い時期からの実戦経験」「高い責任感」を育てることが必要であるとぼくは考えています。




ここからは結構、個人的な話しになってしまうんだけど

彼や彼女の思い描いていたものとは違う
育成と仕事の果てに離れていったメンバーもいます。

なによりも代表のぼくの力不足によるものです。
だからめちゃくちゃ考えた一年でした。


今、自分は
この会社で、この環境で

何をすべきか?
何で結果を出すべきか?


これからもスタッフが辞めていくことはあると思います。それでも、あそこで働いておいて良かったとその後の人生にメリットをみいだせるようにしてあげたい。

生き抜くために必要なさまざまなスキル
悔しさを、ありがたさを、夢を、ハサミに込められるように。

最近、バンケットの「ことね」とロスロボスの「ユキナガ」がスタイリストデビューしました。
じつは、自分が独立をした時よりも嬉しかったんです。

それほど苦労した、2人のデビューでした。

2人へは、クリスマスにブレスレットをプレゼントしました。









じつは、おなじ種類の色違いをあげています。
同じブレスレットに「絆」をぼくは感じるんです。

つらい時や迷った時にはこれをつけて
今までの自分のどりょくを思い出して頑張って欲しい。

ぼくは普段テキトーだし
怒ればたぶん死ぬほど怖いし
言葉に出せば「じゃあやめちまえ!」っていうし
いやな代表だと思うけど

エターナルグラスメンバーとの「絆」は
いつだって感じています。





みんな、ありがとう。

2018年もお客様とエターナルグラスメンバーの幸せを考えて生きていきます。







PS.

上のプレゼントの写真
なぜか、箱が三つ...



じつは、ぼくのもあって
3人おそろだったりなんかしてw

てへ♪

来年もよろしくお願い致します^^


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